#04
2週間の間しか空けずに早いペースで録音された第4回。
何と、それぞれのニックネームを未だに募集していたという事実が判明。
えーっと、何と言いますか、良いのがあったら送ってあげて下さい。
今回は、マスタリングを終えて近々の内に発売が予定されている
Peace Of Breadのディスコグラフィー盤(Disc2)をBGMにしております。
ツチヤ氏は自宅でインターネットが開通したとの事でして、
イントロ部分は完全にそんな感じの話題で埋め尽くされていました。
主にセンスレスレコードで使用されているPC(アップル製品)のダメっぷりについて。
あと、DVDはどんどんプレゼントして構わないと思っておりますよ。
当選した方とのメールのやりとりがメチャクチャ楽しみだったりしますし。


曲名(タイムテーブル)
01.Beersect - Head Banger (10:41〜)
02.高橋組 - Chouetsushinriki (23:21〜)
03.Mates Of State - Think Long (31:13〜)
アウトロ:Peace Of Bread - Word (Unknown)


01.Beersect - Head Banger(From:Split With Roboafrica)

横浜のRaise MindとReal ShitのメンバーによるBeersectの音源から。
Raise MindでのUKメロディックとイーストベイのサウンドを折衷したような音と
Real Shitが鳴らしていたスラッシュなハードコアの音を併せ持つバンドと言えましょう。
ここで、すんごいスラッシャーな音が鳴り響く曲がフェイドアウトしていき、
Peace Of BreadのBa/Vo、美和嬢による今より幼い感じの歌声が聴こえる瞬間が今回の放送のフェイバリット。
そのギャップには放送中のもやし嬢も“うふふ…”と笑い声を漏らさずにはいられなかったようです。

で、“ファッションとは自己満足である”という、もやし嬢の一言は名言でありましょう。
それから、ツチヤ氏が言うオシャレとビジュアルで主張して来る人達ってのは、
一昔前で言えば20471120とか、W&LTみたいなブランドを着てるような人ですかねぇ。
ありゃあ時代が一回りとか、そんな言葉で片付けられないくらいエキセントリックでした。
でも、高い服を買うってのは自己満足以外にも、なかなか着る事を放棄できない感じがして
延命措置的な役割もあるように思います。10年前に背伸びして買ったポール・スミスや、
コム・デ・ギャルソンのジャケットは未だに自分のワードローブを担っております。
そういう意味では、高くても気に入った服を買うってのも悪くないと思うのですよ。
ついでに書いておくと、YKKはファスナー業界において日本国内では何と95%、
全世界でも50%ものシェアを誇るトヨタ、ソニーと肩を並べるモンスター企業であります。
YKK以外のファスナーを使用するのが硬派って事でしたが、自分にはRiriくらいしか思い浮かびません。


02.高橋組 - Chouetsushinriki(From:Demo CD-R)

デモのコーナーでは、I ExcuseやPear Of The Westと共に世界中のバンドを集めたV.A、
「To The Bitter End Vol.2」にも参加した高橋組から音源が送られてきました。
題名は漢字変換が上手く出来ませんが、「チョーエツシンリキ」と読めばよろしいのでしょうか?
バンドと関係の深い某氏に聞いたところ、「超越神力」と書く物であるそうです。
過去に高橋組が参加した名作V.A「Gomennasa EP」での“与作は木を切る〜♪”って歌詞は、
サンプリング元が一発で分かったので、しっかりと認識出来たのになぁ。
高橋組はBaby Little Tabletsのショーン君が発行しているフリーペーパーの
第4号でインタビューを受ける予定となっているそうです。
今までに、そのペーパーでインタビューを受けたバンドを挙げると、
第1号はA Single Word、2号はSuffering From A Case、3号はElmocとなっています。

ちなみに、ここでツチヤ氏が言っていた“フェアじゃない”とは、
信頼のヤマギワサポートことPeace Of BreadのDr、やましん氏の口癖の1つであります。
放送ではバックグラウンドミュージックが流れる中での発言だったので、
ちょっと違った感じに聴こえたなんて事は口が裂けても言えないのですけど。
あと、ここで禁断の暴走企画、ラジオを聴いている方とのオフ会の計画を発表。
これは、もやし嬢とスキンシップを図る千載一遇のチャンスでありましょう。
スキンシップって書くと何だかイヤらしい感じがしますが、他意はありませんです。


03.Mates Of States - Think Long(From:Bring It Back)

PolyvinylからのリリースもあるMates Of Stateの4thアルバムより。
写真の二人(夫婦)によるユニットだそうです。奥さんがオルガンで、旦那さんがドラム。
ツチヤ氏によると日本で言うところの林家ペーパー夫妻って事ですが、
自分はヒデとロザンナを思い出しました。若い人達は誰も知らないでしょうけど。
ちなみに、X JapanのHideこと松本秀人がソロ活動を始めた際に、ベース奏者に女装をさせて
デュエットをする時のユニット名も、ヒデとロザンナであった事は局地的に有名な話であります。

で、今回のPolodick Shirtのインタビューを収めたMDなんですが、自分はコレがメチャクチャ欲しいッ!
このインタビューにはメンバー二人で臨んだそうなのですが、細い声とギターを担当するS氏の方とは、
以前から「いちご100%」やら「苺ましまろ」について、メールでお話をさせていただいていたのであります。
ラジオでデモが流れた時には、彼がこのバンドのメンバーだなんて露ほども思っていなかったのですけど。
え?苺みるくについては話をしなかったのかって?…えっちなのはいけないと思います。

それはともかく、「苺ましまろ」は本当にオススメですよ。
小学校5〜6年生の幼女達が繰り広げるヌルい日常生活を描いた作品。
しかし、幼女って辺りが偏見を招きそうなところではあります。
自分のお気に入りはアナ・コッポラ嬢。英語が話せない金髪美幼女。
あー、完全に偏見を持たれてしまいましたかね。…まぁ、良いか。
緩ーい雰囲気で、いかにも「あずまんが大王」以降の作品であるとも言えますけど、
「よつばと!」だけじゃ物足りないなんて人はアニメ、漫画ともに鑑賞してみて下さい。


アウトロ:Peace Of Bread - Word(From:Discography CD)

今まで2ndデモとライブでしか聴けなかった、この曲もめでたく収録されます。
マスタリングも無事に終了したPeace Of Breadのディスコグラフィー盤から。
仮に未収録曲を1曲外せば1枚のCDで収まるという状況の中で、
価格が上がってしまう2枚組にするかを直前まで迷っていたみたいですが、
漏らさず収録する方をチョイスし、満願叶って2枚組でのリリースになるようです。
1st CDをリマスタリングした上で収録曲をそのまま再現した1枚目のディスクと、
デモやV.A、スプリットに収録した曲から構成される2枚目のディスクを聴ける日を、どうぞお楽しみに。

あと、番組が終わる直前にあった“プラチナ”という語句も自分には違って聴こえたのです。
番組の前半で“フェアじゃない”ってのが違う感じに聴こえたのと同じように。
まるでデジャヴのように。懐かしい映画のように。心なしか少しだけエレクチオンするかのように。
え?エレクチオンって何かって?
ええっと、腰から下は別人格ってのは頻繁に言われる事ですよね。
共に生まれ育ったハズなのに、自分とは別の意思を持つ存在である、と。
すなわち、いくらかの語弊を覚悟で言えば、いわゆる双生児(ソーセージ)のようなモノであるのです。
欲望という名の戦車で言えば主砲に当たる部分。振り返るな、欲のタンク。フルスピード、欲のタンク。

今日のもやし嬢の一言
「こないだは、強く言っちゃってゴメンなさい…どしどし応募してね(はぁと)。」

第3回の締めであった“下らないのが多すぎ!”という一言を詫びる、もやし嬢。
前回のアレをツンの部分とするならば、今回のソレは間違いなくデレとなる事でしょう。
何だか、いつの間にか一廉のアイドルっぽくなってきたモノですねぇ。
歩き出した その瞳へ果てしない未来が続いてる。