#07
ツチヤ氏とミラン氏が選ぶ2006年上半期の3位と2位を放送していくという形の第7回。
放送に入りきらなかったツチヤ氏とミラン氏、それぞれの第1位は
(忘れなければ)次回の放送でオンエアーするとの事です。…多分、忘れてるんじゃないかなぁ。
さて、今回のツチヤ氏はメールが1通も来なかった事もあってか、
“今までよりもPCの前にいる人と距離を感じる”と、少々イジケ気味でありました。
皆さん、どうぞ奮ってメールを出してやって下さい。
プレゼントのDVDもグレードアップを予定しておりますので。
自分も、これ以上は更新を怠けないように頑張ります。
サイトの更新という最低限の生活が間々ならないのに、
休日にまで仕事なんてやってられるか、フン。
両極に揺れる自分を笑って、辻褄さえ合わせられない。
そんな過ぎていく日々をほどいていくのは、そろそろ止めておきましょう。
My Favorite Tuningというラジオを聴くのが楽しいって事を感じたなら、
その想いがもっと届いたら、涙が溢れる事をたった今、思い出せたんです。

曲名(タイムテーブル)
01.The Head Lights - Owl Eyes (07:00〜)
02.Hate Fuck Trio - My Girl Do Not Think I'm Funny (10:58〜)
03.Sleeping People - Blue Fly Green Fly (16:30〜)
04.Atom And His Package - I'm Downright Amazed At What I Can Destroy With Just A Hammer (24:10〜)


01.The Head Lights - Owl Eyes(From:Kill Them With Kindness)

前作、前々作のEPに引き続いてPolyvinylからリリースされた待望のフルアルバムより。
美しい歌声の中にも、ある種の緊張感を漂わせる曲です。
ここではDJツチヤ改め、ツチヤ・テック(ツチヤ・テクノロジー)が、
ミラン氏の気持ちを代弁するという形で、この曲を3位に選んだ理由を述べるのですが、
このように咄嗟に虚構を作り上げるツチヤ氏の技術は見事という一言に尽きます。
そんな意味でも、まさしくツチヤ・テックを名乗るに相応しいと自分は考えておりますよ。

ラジオでの各種告知でも分かるように、ツチヤ氏は相変わらず活発に動いていらっしゃるようです。
今年のIdea And Actionでは2日間とも来られた方には
去年のライブでの模様を収録したスペシャルなDVDを配布するのに加え、
Peace Of Breadとしては久々の音源となるスプリットCD-Rをドロップするとの事。
アンプラグドで、ピアノの調べが印象的な曲となっております。
お相手はラジオでも女房役を務めるヨウスケ君でありまして、
彼が以前に参加していたバンド、Radiogramの曲をアコギで弾き語った物であるそうです。
さらに、ツチヤ氏は昨今にはCover Boyなるバンドを結成し、
自らのレーベル、プロペラ・レコードをI Hate My Schoolのナベ君と共に設立。
このレーベルの詳細については、こちらのブログの方をご参照下さい。
自分も彼の姿勢を見習って、かつて“ねるとん・じょん”と呼ばれた頃の勢いを取り戻したいモノです。


02.Hate Fuck Trio - My Girl Do Not Think I'm Funny(From:Good Songs to Fuck To)

4人組なのに“トリオ”と冠された珍妙な名前のHate Fuck Trio。
Boss Tuneageからリリースされた2ndアルバムより。
この曲は後に同じくBoss Tuneageから7"としてシングルカットされております。
で、実は、このHate Fuck Trio、1999年7月(ノストラダムスって覚えています?)には、
NOFXのサポートとして来日も果たしていたりするみたいです。
東京での赤坂ブリッツにおきましてはHi-Standardとも共演したとか。
知ってました、ツチヤさん?自分は知らなかったですねぇ。

話はブッ飛んで、現在、東京へ出向く直前に、この文を綴っております。
コミケに行って、Idea And Actionに行って、ベラベラと喋り倒して来ましょう。
ほいで、着ていく服の選定をしてたら、一昔前に裏原宿で買った服が出てきて、
裏原宿も秋葉原も根本的な意味では一緒であるという論を思い出したり。
両者とも世間には、ある程度の認知を受けているものの、
ディープな世界にまでハマる人は、やはり一部のマイノリティーであって
そういった人達は金銭を惜しまずに目的のアイテム入手へと励む所とか。
ただ、そういう人こそが同じ趣味の人からは尊敬を集める傾向があると言います。

そう言う意味では音楽ってのも、それらと同類項で括る事が可能でありますまいか。
ディスクユニオンとアニメイトは原理的には同一であるというのが自分の意見なのです。
巷に蔓延る転売やらバッタ物やらのおかげでネガティブなイメージを抱く事も多いのですが、
核心にあるのは、どれもポジティブな自己表現というモノであると信じて疑いません。
絵を描いたり、服飾のデザインをしたり、音を鳴らしたりする事で得られる快感と、
それらを享受する事で得られる快感の上に成り立った需要と供給。
そんな訳で、この夏休みには自己表現をする人が発する心地良い律動に身を委ねて来ますよ。
あー、“心地良い律動”とか言ってもエロくないですよ?全くもってエロくない。
まぁ、確かにアレも自己表現の1つではありますけど。快感ですしねぇ。
…って、あーあ、完全にエロい話になっちゃった。


03.Sleeping People - Blue Fly Green Fly(From:Self Titled CD)

サンディエゴで活動するインストゥルメンタルバンドの音源より。
2002年に結成され、2004年には元Rumah Sakitのメンバーが参加、
スプリット、CD EPのリリースを経て、満を持してのデビューアルバム。
Temporary Residenceからのリリースで、このレーベルからは
Envyの4thアルバム「Insomniac Doze」のアメリカ盤も出されています。
また、Temporary Residenceから2作ほどリリースをしている
Caroline(キャロライン)というキレイなお姉さんがいらっしゃるのですが、
この方は何とD&D(ノストラダムス以上に覚えてる人が少ないだろうなぁ)のオリヴィアの妹であるとか。
そう言えば、何となく似てるかも。オリヴィアはこんな感じで、キャロラインはこんな感じ
ちなみに、オリヴィアはD&Dを脱退後、ソロ活動を開始。よろしくやってるみたいです。

心底どうでも良い話ではありましょうが、自分はこういった顔の系統をしてらっしゃる方では、
うら若き頃の川村かおりが最も好みであります。端的に言えば、名前が平仮名表記の頃と言えましょう。
ex:Sobutのモトアキと結婚して、アレな雰囲気を醸し出し始めてからは少々受け入れがたい感じですけど。
で、Sobutって今でも活動してるのかと思ってバンドのサイトを覗いてみたら、
今度はモトアキのお兄ちゃんであるところのヨシヤまで脱退しちゃったんですね。
それでも、尚も残りのメンバーが活動を継続させているのは執念のなせる業か。
ともあれ、真島昌利が川村かおりに提供した「夏の朝にキャッチボールを」は名曲であります。
幸せになるのには別に誰の許可も要らない。


04.Atom And His Package - I'm Downright...(From:Hamburgers EP)

曲の正しいタイトルは「I'm Downright Amazed At What I Can Destroy With Just A Hammer」。
File-13 RecordsよりリリースされたEPより。浮遊感のあるエレクトロなイントロが印象的です。
Atom And His Packageは2003年8月に解散(あー、アトムさん一人だけのバンドだから活動停止か)、
その後、アトムさんはArmaliteというバンドに参加し、No Ideaから名盤と誉れ高い音源をリリースしております。
それと、Atom And His Package以前のアトムさんは、Fractureというバンドに参加しておりまして、
Jawbreakerを思わせるようなメロディックパンクを鳴らしていらっしゃったとの事であります。

で、番組が後半に差し掛かる頃になっても、ツチヤ氏は“メールが欲しい、メールが欲しい”と
まるでアルツハイマーになってしまった老人のように繰り返しておりました。
こんな重篤な彼を癒すのは皆さんからのメール以外にはございますまい。
自分も賑やかし、いわゆるサクラながらも送付しました。…果たして、読んで貰えますでしょうか。

で、サクラと言えば、アレです。ラルク・アン・シエルの元ドラマー、Sakuraですよ。
いつだったか、テレビの音楽番組(「うたばん」だったような…)へ出演した際に、
“この中でナンパをした事がある人?”と、誰が答えたのかが分からないように
ボタンを押して回答させる質問だったにも関わらず、思いっ切りカメラ目線で、にこやかにウィンクしたり、
その後、通常のトークでも、“ツアーのホテルでは、必ず有料放送でアレなビデオを観てる。
特にナニをするって訳じゃないけど、落ち着くんだ”なんて感じで朗らかに語っていた彼が忘れられません。
例の事件で活動休止を強いられてからも、彼がドラムを務める形での復活を信じていたのに…
でも、彼は純粋であるがゆえに非合法なアレに頼らざるを得なかったのでしょう。
まるで、彼の名前を英語にした“チェリー”という言葉がピッタリと当てはまるような。
…と、まぁ、この辺でストップしておく事にしますです。それでは、皆さん、ごきげんよう。